子どもの心

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今日は天気が良かったので、石川自然の森公園へ。 ちょとした森(?)をハイキング。気持ちよかった!

 

子どもを持ったときに、決めたことがある。子どもにハグを要求されたときは、どんなに忙しくても余裕がなくても、ハグを後回しにしないで、その時にハグをしよう、と。

母になって8年。それを実行してきた。子どもに要求されたときだけではなく、私もしょっちゅう子どもにハグを要求。

だけど、ハグだけではダメなのよね。ハグだけでは子どもの心は満たされないんだなぁと、下の子から教えられている。ハグで、子どもの心はごまかすことはできないんだと。

年長になった下の子。久しぶりに幼稚園へお迎えにいった先日、年長になってようやく担任の先生と少しお話することができた。お迎え時に先生が「午前中は眠そうでだらだらしているんですよ。夜は何時に眠っていますか?午後はエンジンかかるととても元気なんですけどね~。」と聞いてきてくれた。去年も担任の先生から同じ質問を受けた。

我が家の教育方針は、子どもの睡眠の優先順位が高い(宿題よりも睡眠優先)。基本、子どもは8時になったらgo to bedなので、9時には睡眠に入っている。そして6時から7時に起きるというのが基本のリズム。しかし、下の子は、毎晩夜中に起きる。そしてトイレへ行き、パンツとパジャマのズボンをはき換える(笑)。一晩で2回それを実行することも(それに付き合わされるのは、私)。

そのことを先生にお伝えすると、「お母さん、○○くんはお母さんがいるという安心感が欲しいんだと思います。」と。「○○くんが一番求めているのは、お母さんですよ。お母さんが○○くんにしてあげていることと、○○くんがお母さんに要求していることにズレがあるのだと思います。○○くんがお母さんとやりたいことを一緒にやってあげてください。」とおっしゃた。

その言葉で、下の子と一緒に子ども目線の何かをすることがないことに気がついた。そして夜中に起きるのは、私への安心感や信頼感が確立されていないのだ、と。普段、下の子にものすごくがんじがらめにされているのに、私はそれに応えている(つもりな)のに、子どもの心の安心安全の欲求は満たされていないのだ。子どもの心を安定させるには、別のコミュニケーションも必要なのだ。

最近、夜中起きたときの機嫌も悪くて、起きるとしばらく怒っているので、それがひどいときは私とバトルことも。3月に1週間、4月に4日間、仕事で家を不在にしたことも影響があるのかもしれない。「○○くんの心を満たすために、家族4人で川の字で眠ってみてください。」という先生のアドバイスを今夜からしばらく実行しようと思う。連休は、できるだけ下の子とボールで遊んだり、子どもの遊びを共に楽しもうと思っている。

最後にひとつだけ。私は母親ありきの育児は、変えていくべきだと思っている。シングルペアレンツ、何らかの理由で親子で一緒に住むことができない家族、パッチワークファミリー…。これからの時代は家族も多様化していく。「育児を担うのは、まず母親」という価値観から脱却していかなければ、今言われている女性活躍も、働き方改革も本当の意味で進んではいかないし、「母親の愛情不足なかわいそうな子ども」が今後どんどん増えていくだけ。「母親が仕事でいつも家にいない」子どもへ対しては、かわいそうだと思うけど、「父親が仕事でいつも家にいない」子どもへ対しては、仕方ないよねと思う社会。それは、おかしい、と思うから。また「仕事でいつも家にいない」働き方へも疑問を抱きませんか。

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