“Liebe Grüße aus Okinawa ~沖縄より愛をこめて” のブログへお越しくださりありがとうございます。
20歳の時、ドイツへ行って考えさせられた豊かさ、人生の充実、幸福とは?
仕事だけに生活を支配されたくないし、かといって、仕事はしたい、子どもは欲しい、海外には行きたい、悔いのない人生にしたい、使命があるなら全うしたい、大切なものを守りたい。そんな思いを抱えて過ごした20代。ワークライフバランスの実現ができずに、何か仕事以外のやりたいことがあると仕事を辞めた。仕事や働くことが嫌だったわけでは、決してない。
画一的な働き方ができない自分を責めた。どうして我がままな私になったのだろう?皆が当たり前のように働いていることが、なぜ私にはできないの?私は怠け者なの?
そんなふうに思う一方、心にあるのは日常を大切に過ごしていたドイツの暮らし。
一瞬一瞬を大切に生活したい…。
家族や友人との当たり前の日常を愛したい…。
自然を身近に感じたい…。
環境に優しい生活がしたい…。
30歳の時、より良い職場環境作りに貢献できる社会保険労務士になった。建前と本音的な日本風土の法律や制度への限界を感じて、ドイツの暮らし、働き方の仕組みへの好奇心が膨らんでいった。同じ先進国、何がどう違っているの?
30代後半、乳飲み子を抱えて、年間平均総労働時間が一番短いドイツのワークライフバランスを研究するために大学院へ。
ドイツの労働時間や長期休暇の歴史、労働法、政策を調べ、経営者や人事担当者へインタビューも行なった。
なぜワークライフバランス社会なのか?
ワークライフバランスの先にあるのはどんな社会なんだろう?
そこから見えてきたサスティナビリティ。
そして、40代。ドイツの研究や社会保険労務士の知識を活かして、仕事の質を上げるコンサルティングや職場風土を活かした制度設計を行いながら、自分自身と向き合い始めた。
仕事で出会う人々の中にたくさんの「私」を見た。
そうして自分と対話していくなか、ようやく、私のなかで点と点が繋がり始めた。豊かさ、幸福、ドイツ、環境、ワークライフバランス、サスティナビリティ、ダイバーシティ、インクリュージョン、やりたいこと、がんばらなくても情熱を注げるもの。
ワークライフバランスは、目的ではなく、豊かさや幸福、良い環境を生み出すための手段だということ。ワークライフバランスの良い状態が生まれてくると、真の豊かさ、環境(身近な環境から地球環境まで)を考える余裕や行動につながっていく。そもそも、私がワークライフバランスを考えたきっかけって、豊かさとは何だろう?が原点だったってことにふと、気がついた。ダイバーシティやインクリュージョン、サスティナビリティも手段。やりたいこと、がんばらなくても情熱を注げるものも手段なんだよね。全ては、真の豊かさや私達人類やいきものに優しい環境へと繋がっていくためのもの。
真の豊かさ、精神的な豊かさを追求していきたい。日々の生活に余裕やゆとりをもって生活したい。経済の拡大のみを目的にした、環境や誰かに負荷を与える行動をやめていきたい。この一見「当たり前」の日常を守りたい。できるところから、私ができる範囲で。
仕事は何をしてますか?の問いに一言では答えられないくらい、一見いろいろやっているけれど、豊かさや、環境、私達の幸福に関することで、私がやりたいことをしているだけです。
最近の関心は、自然、ヴィーガン、自然農法、日本の働き方に関する法律、これからの組織、日独比較全般、コロナによる変化の日独の比較、日本古来神道。
誰かに読んでもらいたいというより、気のむくまま、発信したいという気持ちを大切に書いていきます。「発信」も、私の使命な気がしてます。どなたかの、豊かさや環境、幸福のアンテナに引っかかってくれたらいいかな、私の発信することを必要とされる方に届けばいいかなと思います。そして、もし同じような思いをお持ちの方がいたら、共有していただけたら嬉しいです。
2020年10月27日深夜 更新
※ブログ超初心者です。IT系の知識は全くありません。いろいろ学びながら、ブログを作っていきたいと思います。お見苦しい箇所等あると思いますが、少しずつですが改善していきます。